口臭について
●口のニオイ(口臭)の原因
口のニオイ(口臭)の原因で一番に思い浮かぶのが食べ物のカスから発生する口臭です。
食べ物のカスが歯の間などに付着し、時間の経過により腐敗臭を発し、口臭につながります。
それから舌苔(ぜったい)・舌の汚れ。
口腔内のバクテリアの50%は舌の上で繁殖します。
ハミガキだけでなく、舌の汚れも落とさないと口臭が発生します。
また、歯周病・歯肉炎による口臭もあります。
歯周病は、歯垢(プラーク)中の細菌が歯の周りの歯肉や骨に炎症を起こす病気で、放っておくと最悪の場合、歯が抜け落ちます。
その歯周病の原因である微生物が発生するガス(強烈な腐敗臭)により、口臭が起きるのです。
乾いた口も口臭の原因になります。ドライマウスですね。
乾いた口はバクテリアにとって好ましい環境です。
喫煙、ストレスなどで、口を乾いた状態にすると、口臭が起きます。
ていねいに歯みがきをしても口臭がなくならない、歯科治療を受けても口臭がなくならない、口臭だけでなく体臭や便臭などもする場合、腸からの臭いの可能性があります。
その場合は腸内環境を整える必要があります。